【衝撃の結果】DJI Air 3とDJI Air 2Sを徹底比較 – どちらを選ぶべきか?

【衝撃の結果】DJI Air 3とDJI Air 2Sを徹底比較 – どちらを選ぶべきか?

こんにちは!ドローンパイロットの藤本ひろき(@drone_fujimotoです!

今回のテーマはDJI Air 3とDJI Air 2Sを徹底比較 – どちらを選ぶべきか?というテーマでお話しを進めていきます。

2023年7月25日の日本時間10時に、「DJI Air 3」という大注目のドローンが発表されました。

このDJI Air 3は、DJIのドローンの中でもかなり人気を集めていたDJI Air 2Sの後継機になり話題となっています。

今回は、最新ドローンDJI Air 3とこれまでコスパ最強ドローンと人気を集めていたDJI Air 2Sをスペックや特徴、価格などを比較しながらどちらを購入する方が良いのか、結論をお話ししていきますので最後まで記事を読み進めていただければと思います。

YouTubeでも解説しています

性能比較

順番に、性能を比較していきましょう。性能を比較した表を掲載しておきます。この比較表をみていただきながら説明していきます。

Air 3Air 2S
重量720g595g
カメラシステム1/1.3インチ CMOS 広角カメラ
1/1.3インチ CMOS 中望遠カメラ
有効画素数:48MP
1インチ CMOS 広角カメラ
有効画素数:20MP
動画広角/中望遠カメラ:
4K/60fps HDR
4K/100fps
5.4K/30fps
1080p/120fps
最大飛行時間46分31分
映像伝送最大20 km(日本:10 km)最大12 km(日本:8 km)
障害物センサー全方向検知前方・後方・上方・下方検知
変更になった箇所で気になる点を抜粋

まずは、重量から見ていきましょう。重量はAir 3が720gで、Air 2Sが595gになります。125gの差となっていますが、機体重量はプライベートとかで飛ばす方にとっては、ほとんど気にしなくていい数値と思われます。

持ち運ぶ時に少しだけ重いんだなと思う程度の違いです。

次に、センサーサイズを見ていきましょう。Air 3がイメージセンサー1.3分の1に対して、Air 2Sは1インチセンサーとなっています。センサーは数値が大きい方が映像は綺麗になります。比較をすると、Air2Sの方がイメージセンサーが大きいです。

ただ、このセンサーサイズの差ですが、プライベートや趣味で飛ばす方であれば、正直1.3分の1インチセンサーで十分なはずです。

イメージセンサーにこだわりたいという方は、Air 2Sを購入してください。イメージセンサーにこだわり、より高画質な写真や動画を空撮で撮影したいという方は、Mavic 3シリーズなどの上位機種を選ぶことをおすすめします。

次に、カメラシステムの違いについて解説していきます。比較表を見ていただいたとおり、今回、発表されたAir 3は、広角カメラと中望遠カメラの2つのメインカメラシステムを搭載しています。

Airシリーズとしては、初めて2種類のメインカメラを搭載したモデルになっています。対して、Air 2Sは、ひとつのメインカメラのみとなっています。

Air3は広角カメラや中望遠カメラが搭載されていますので、映像表現の幅がかなり広がりました。イメージセンサーは、Air 2Sよりも劣りますが、それを補えるほどやっぱりこの二眼カメラの選択肢があるというのは、かなりアドバンテージがあるように思います。

それでは、次にカメラ設定を比較していきましょう。

Air 3は4K60FPSのHDR撮影も可能で、さらに一般的な4K100FPSも撮影可能です。対して、Air 2SはHDRではなく一般的な4k60FPSまでになります。ただ、Air 2Sは5.4K30FPSが撮影できますが、正直、4K映像まで撮れれば基本的に十分です。

5.4Kはほとんど使う機会がないと思ってもらって良いのであまり強みとはならないでしょう。

どちらも4K60FPSまで撮影でき、Air 3はHDR撮影まで可能です。Air 3は4K100FPSまで対応してますので、印象的な空撮スローモーションなども撮影可能で、映像表現の幅が広がることは間違いありません。

次に、最大飛行時間を見ていきましょう。この最大飛行時間もドローンを飛ばす上では重要な性能です。当然のことながら長ければ長いほど良いです。

最大飛行時間を比較してみると、Air 3は最大飛行時間46分に対して、Air 2Sは31分なので、およそ1.5倍ぐらいの性能差があります。飛行時間に関しては、Air 3の圧倒的勝利です。

次に最大飛行速度ですが、Air 3が秒速21mで、Air 2Sが秒速19mということで、スピードに関してもAir 3に軍配が上がります。

飛行速度に関してあまり気にしない方もいるとは思いますが、速度が出れば出るほど、臨場感溢れるカットを撮影できたり、ダイナミックな映像が撮れるので、僕はこの飛行速度が出るかについては、かなり重要なポイントだと思ってます。

なので、今回Air 3で改善されたのは嬉しい限りです。また、最大上昇速度・最大加工速度ともにAir 3は秒速10mなどに対して、Air 2Sはどちらも秒速6mなので、かなり差が開いてます。

上昇する時にゆっくりですと、絵が変わらなかったり、下降している映像では景色変わらないということもありますが、スピードが速ければ、上昇しながら景色が変わったりするので、上昇速度の加工速度が改善されたのは、かなりメリットかと思います。

また、最大通信距離もAir 3は10kmですが、Air 2Sは8kmということでこちらも改善されています。送信機に関しても、Air 3でさらに改善されていて、通信の安定性と通信距離が向上しています。

最後に、障害物センサーを比較していきましょう。

障害物センサーについては、Air 3が全方向障害物検事システムを搭載しました。Air 2Sは前方と後方そして上方、下方の4方向でした。Air 3は左右にもセンサーが付いたため、全方向に障害物センサーが搭載されたことになります。

これからドローンをはじめたい、仕事でもドローンを使いたいという方は、この全方向に障害物センサーがついてることはかなりメリットになります。

Air 3は、Air 2Sに比べてイメージセンサーが劣りますが、この障害物センサーが全方向障害物検事システムが搭載されたことで、圧倒的にAir 3が性能が上であることがわかるはずです。

Air 3は、ウェイポイント飛行などにも対応してますので、Air 2Sからかなり進化を遂げていることがわかっていただけたと思います。

価格

ここまで、Air 3とAir 2Sの性能面を比較してきましたが、最後に価格を比較していきましょう。

性能で、圧倒的にAir 2Sの性能を凌ぐAir 3は、価格もかなり上がっているのではと心配されてる方多いと思います。

心配しないでください。なんと、定価で比較するとAir 2SよりAir 3の方が安いです。これは、衝撃です。

Air 3は、RCN2といういう送信機がついたもので、118000円になります。Fly More コンボというドローンで空撮とかをする上で必要な部品が全てセットになってるパックを購入すると165000円です。スマホ要らずの液晶画面の送信機にグレードを上げると187000円です。

Air 2Sの価格を定価で見ると、通常価格119900円とAir 3の方が2000円ほど安いです。

Fly More コンボでも、Air 2Sは165000円なのでAir3と同じ金額帯です。ただし、Air 2Sは値下げになっているケースもあるので、実質はAir 2Sが多少安いこともありますが、この性能差を考えれば、Air 3一択であることがわかるのではないでしょうか。

新しいドローンやコスパ最強ドローンが欲しいという方は、問答無用に、DJI Air 3を購入するようにしてください。

まとめ

今回は、「DJI Air 3とDJI Air 2Sを徹底比較 – どちらを選ぶべきか?を徹底解説してきました。

DJI Airシリーズのドローンが、いかに進化してるのかというのが今回、比較してよくわかりました。

これからどのドローンを購入しようかと迷っている方は、もう間違いなくAir 3を購入するようにしましょう。

ただし、イメージセンサーを最重要ポイントとしてドローンを選びたいという方は、Air 2Sの方がいいかなと思います。

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