【悪用厳禁】ドローン国家資格の誤解8選

【悪用厳禁】ドローン国家資格の誤解8選

こんにちは!ドローンパイロットの藤本ひろき(@drone_fujimotoです!

今回のテーマはドローン国家資格の誤解8選」というテーマでお話しを進めていきます。

ドローンの国家資格を取得したいと考える方が増えています。ただドローンの国家資格は、できたばかりでまだ情報が少ないです。

誤解していると余分にお金や時間を使ってしまいます。

この記事では、8つのドローンの誤解ポイントを紹介します。

  1. 免許ではない
  2. 国家資格を取ってもメリットが少ない
  3. 二等国家資格の方が難しい
  4. スクールに行かなくてもいい
  5. 限定解除がある
  6. 二等を取った後に一等を受けても免除はない
  7. 民間資格がなくても経験者になれる
  8. サイトやホームページに載ってる講習時間だけでは受からない

知っていれば損をしないで済む情報になっています。

内容を1つずつ詳しく理由を紹介するので、ぜひ最後までみて読んでください。

YouTubeでも解説しています

免許ではない

まず、ドローンの操縦に関する「国家資格」や「操縦ライセンス」という言葉がありますが、これらは厳密には「免許」とは異なるものです。

つまり、国家資格を持っていなくても、ドローンを飛ばすことは可能です。

ただし、ドローンを安全に飛ばすためには、国土交通省への申請や、航空法の知識などが必要になります。

現在のところ、ドローンを飛ばすために資格や免許は必要ありませんが、将来的にはそのような規制が設けられる可能性もあります。ですので、ドローンを飛ばす際には、常に最新の法律や規制を確認することが重要です。

ドローン初心者の方には、まずは「トイドローン」や「おもちゃのドローン」で自宅など安全な場所での練習をおすすめします。

実際に操縦する経験を積むことで、ドローンの操作感覚を身につけることができます。また、YouTubeや書籍を通じて、航空法などの基本的な知識を学ぶことも大切です。

これらの知識は、ドローンを安全に楽しむための基盤となります。国家資格を取得するのは、ドローンの操縦に慣れてからでも遅くはありません。最初は基本から始めて、徐々にスキルアップを目指すのが良いでしょう。

国家資格を取ってもメリットが少ない

ドローン国家資格には、「一等ライセンス」と「二等ライセンス」という2種類があります。

一等ライセンスを取得すると、通常は禁止されている危険度の高い「レベル4飛行」を行うことができるようになります。

これには「認証された機体」が必要です。

ただ、現在はまだ認証された機体が少ないため、ほとんどの人は、実際にレベル4飛行を行うことはできません。

二等ライセンスも同様で、認証された機体があれば、通常は許可や申請が必要な「カテゴリーIIB飛行」を許可なしで行えるようになります。

こちらもまだ認証された機体がないため、そのメリットは享受できていない状態です。

国家資格を取る人が増えている理由としては、仕事としてドローンを扱いたい人にとって、国家資格があると信用や権威が得られ、仕事の選択肢が広がるためです。

特定の仕事では国家資格を持つ人のみが応募できることもあります。ただし、国家資格は免許ではなく、現時点で具体的な飛行のメリットは限られています。

ですから、資格取得は全員に必要なわけではなく、個々の目的や状況に応じて考えるべきです。

例えば、ドローン業界でプロフェッショナルとして活動したい、または特定の仕事に就きたいと考えている方には、国家資格を取得することが有益かもしれません。

一方で、趣味や軽度の使用に限る方には、必ずしも資格が必要とは言えません。

二等国家資格の方が難しい

ドローン国家資格の試験は、二等ライセンスの方が難しいと言われています。

理由としては、制限時間の短さです。

学科試験は一等ライセンスの方が計算問題が入ったり少し範囲が広がるので難しいと思っている方が多いです。

しかし、二等ライセンスの方が、制限時間が短くて1問あたりに割ける時間は一等より少ないので、難易度は二等の方が高いと言われています。

もちろん、人によって解くのが速い方は二等の方が簡単という方もいますが、僕が公式LINEや仲間に感想を聞くと、「二等の学科試験の方が難しい」と言っている方は圧倒的に多いです。

実技試験については、一等の方が難易度が高いというのが一般的な見解のようです。どちらを受けるかは個々の能力やドローンに対する方向性に応じて決める必要があります。試験時間や範囲をしっかり確認して、自分に合ったライセンスを選択することが大切です。

スクールに行かなくてもいい

ドローン国家資格取得のためにスクールへ行かなくても国家資格の取得を目指せます。

国家資格の取得方法は、2種類です。

自動車免許の取得と似ていて、教習所を利用する方法と一発試験の方法があるのと同様ですね。

ただ、一発試験は難易度が高いため、多くの方がスクールを選択しているようです。スクールに通うメリットとしては、専門の指導を受けられること体系的に学べることなどが挙げられます。

僕自身もスクールで国家資格を受けています。

スクールによっては、自主練習の機会が提供されることもあり、実際にドローンを操縦する経験を積むことができるのは大きな利点です。

国家資格には限定解除がある

ドローンの免許にも「限定解除」というオプションのようなものがあります。

ドローンの資格には一等ライセンスと二等ライセンスがあります。それだけではなく、それぞれに限定解除という特別なオプションが存在するんです。

この限定解除を受けることで、例えば「目視外飛行」や「夜間飛行」など、通常のライセンスではできないことが可能になります。

自動車免許で言うと、普通免許があっても、オートマ限定かマニュアルも運転できるかという選択があるように、ドローンの資格も基本のライセンスに加えて、どのような限定解除を選ぶかが重要です。

受講する前に、自分が必要とする限定解除がどれか、また、選んだスクールでどこまでの限定解除が受けられるのかをしっかり確認することが大切です。

ドローンを使う目的や状況に応じて、最適な資格を取得することが求められます。

二等を取った後に一等を受けても免除はない

二等ライセンスを取得してから一等ライセンスを受ける場合、「免除がない」と多くの方が誤解している印象です。

二等ライセンスを取得した後、一等ライセンスに挑戦する場合、すでに取得している二等ライセンスの成果や経験が試験において免除されるわけではありません。

つまり、一等ライセンスの試験には完全に新たに挑む必要があります。

学科試験から、実地試験、身体検査まで最初から受験が必要です。

この点を理解していないと、二等ライセンス取得後に一等ライセンスに挑戦する際に予期せぬコストや労力がかかることになります。

将来的に一等ライセンスを取得することを考えている場合、最初から一等ライセンスに挑戦することが費用効率的にも良いです。

しかし、一等ライセンスの難易度は高いため、自身のスキルや経験を考慮して決断することが大切です。

さらに、国家資格を持つこと自体が信頼性を高めるため、仕事上では具体的に一等か二等かを問われることは少ないようです。

国家資格を持つこと自体に価値があり、特に仕事での使用を考えている場合、二等ライセンスでも十分な場合が多いとドローン仲間から聞きます。

国家資格を取る目的や、将来的にどのように活用するかによって、どのライセンスを取得するかを決めるべきでしょう。

自分の状況や目標に合わせた計画を立てることが重要です。

民間資格がなくても経験者になれる

スクールに行って講習を受ける時に初心者講習と経験者講習という2つがあります。

初心者講習は時間もお金も体力もより多く必要とされるのに対し、経験者講習は初心者講習に比べて負担が少ないです。

注目すべき点は、経験者として講習を受けるために、必ず民間資格が必要ではありません

経験者か初心者かの区分はスクールによって異なり、一定の飛行時間を経験していれば経験者として受け入れるスクールもあるようです。

費用を抑えて経験者講習を受けたいという方は飛行時間を10時間を早く積みましょう。飛行時間 10時間で経験者扱いにしてくれるスクールを見つけて、そのスクールに行く方法が一番安いです。

サイトやホームページに載ってる講習時間だけでは受からない

スクールのホームページやサイトに書かれてる講習時間だけでは合格は難しいです。

この誤解は一等ライセンス取得を目指している方は、しっかり理解してください。

一等ライセンスの試験は難易度が高く、人によっては100時間以上の練習を要する場合もあるようです。

ホームページに掲載されている講習時間だけでなく、実際の練習時間や合格率などを事前に問い合わせて確認することが重要になります。

特に一等ライセンスを受ける方は、反復練習が特に重要であるため、練習場が広く、十分な練習ができるスクールを選ぶことも大切です。

練習環境が整っていないと、順番待ちなどで効率的な練習ができない可能性があります。

こうした練習環境が整ったスクールに関する情報も、僕の公式LINEを通じて提供します。

ドローンの操作技術を習得するためには、適切な学習環境を選ぶことが非常に重要なので、よければLINE登録してください。

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まとめ

今回はドローン国家資格の誤解 8選というテーマで紹介してきました。

何個くらい知らないものがありましたか?

少し長い記事になってしまったので、簡単に確認しましょう。

スクールで国家資格を取るにも、独学で資格をとるにもしっかり対策が必要です。

また僕の会社では、「ドローン国家試験対策300」も販売しています。

行政書士さんに監修してもらった問題集です。一等の学科試験の内容も網羅しているので、学科試験の合格を目指している人はまずサンプル問題で腕試ししてみてください。

国家練習問題はこちらから

練習問題300ドローン国家資格の問題集/行政書士監修

今回も最後までありがとうございました!!!

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