日本最大級のドローンショーを解説
こんにちは!ドローンパイロットの藤本ひろき(@drone_fujimoto)です!
今回のテーマは「日本最大級のドローンショーを解説」というテーマでお話しを進めていきます。
ドローンショーを一度も見たことがないという人におすすめです!
ドローンはただ単に空から写真や動画を撮るものだけではなくなっています。最近では、ドローンで害鳥駆除が行われたり、今まで人が行なっていた点検や測量などの業務もドローンが活用されています。
また、エンターテインメント業界では、今回、紹介するようなドローンショーが注目を浴びていています。
僕もこの前、広島で行われたHIROSHIMAミライバトンというイベントで、日本最大級のドローンショーを見てきましたがすごかったです。
今回は、日本最大級のドローンショーの仕組みや実際に見た感想などをお話していきます。ドローンショーも将来性抜群で魅力あふれる分野なので、ぜひ最後まで記事を読んでみてください。
YouTubeでも解説しています
ドローンショーとは
皆さんは、ドローンショーをご存知ですか。おそらく、皆さんの記憶にあるのは、2022年東京オリンピックの開会式でのドローンショーではないでしょうか。
ドローンショーは、数百〜数千のドローンを飛ばして、光でイラストやデザインを作り出すエンターテインメントです。
ドローンにカメラが付いているイメージはあると思いますが、LEDなどの光源も乗せることができます。複数のドローンが、1つ1つプログラムされていますので、それぞれの位置に配置されて光でイラストやデザインを表現しています。
実際の映像を見るのが早いと思いますので、冒頭のYouTubeチャンネルで僕がこの前行ってきたHIROSHIMAミライバトンのドローンショーを見てみてください。
HIROSHIMAミライバトン、凄すぎませんか!?
これ、1つ1つの光がドローンになります。
これまでは、空のエンターテインメントといえば花火でしたが、ドローンショーは最新テクノロジーが詰め込まれた新たなエンターテインメントです。
ドローンショーの仕組み
ここでは、ドローンショーの仕組みについて話していきますが、「ドローンが100機とか1000機飛んでいるのになんでぶつからないのか」と疑問を持った方が多いと思います。
これは、 1つ1つのドローンが、プログラムで制御されているからです。
そのため、どういう経路でどこに移動して、何色の光を出すのかまで全て制御されています。
HIROSHIMAミライバトンのドローンショーも1000機のドローンが飛びましたが、1機も欠けることなくショーが終わりました。
1000機も飛んでいるのに、ぶつかることがないってすごいですよね。
僕もこれを最初に見た時に、「綺麗だなと思う気持ちと同時にどうやっているのかな」という疑問の方が大きかったです。
1つ1つが制御されているので、もちろんドローンパイロットが操縦をしていません。テクノロジーを感じます。
ドローンショーを開催する際の費用ですが、例えばドローン100機でドローンショーを開催する際の費用は、およそ300万円から500万円ほどだそうです。
また、ドローンショーは、企業のロゴを出したり、QRコードなどでキャンペーン用のハッシュタグを表示したりと高い宣伝効果が狙えることでも注目されています。
実際に、HIROSHIMAミライバトンの後半でも、この動画のように企業のロゴやQRコードが表示されました。
自分の会社のロゴが、夜空に表示されるなんて魅力的すぎませんか。
僕もいつか株式会社Tech Droneのロゴをドローンショーで出してほしいと思いました。
また、ドローンショーを運営する会社のマネタイズは、企業からの宣伝費やクラウドファンディングがメインのようです。
クラウドファンディングとドローンも結構相性が良く、これから何かドローンで挑戦してみたいという方やドローンイベントをやりたいという方は、クラウドファンディングを活用するのがおすすめです。
また、バッテリーの問題があり、飛行時間の関係からドローンショー自体は、最大でも10〜15分くらいです。
この「もうちょっと見たかった」というのが花火と似ていて、「また見てみたい」と思わせてくれるのも良い点です。
日本最大級のドローンショーの感想
最後に、日本最大級のドローンショーの感想についてまとめていきます。
HIROSHIMAミライバトンに行ってきたので、その感想を話していきますが、まだドローンショーを一度も実際に見たことがないという方は、絶対一度は見た方がいいです。
それぐらい感動というか、テクノロジーを感じます。
ドローンは、一番最初は戦争兵器として開発されていましたが、上空から写真や動画を撮れるものに進化して、これからは物流や点検、測量など様々なシーンで利用され、将来性が期待されています。
ドローンショーもこれから、もっともっとすごくなっていくと思うとワクワクしました。
今回は、1000機のドローンでしたが、もしかすると3年から5年後には10000機とかになるかもしれないので、そうなると本当に表現の幅も広がって、ますますドローンが世の中に浸透していくなと思いました。
あと、僕が感じた部分としては、ドローンショーのようなエンターテインメントからドローン業界に触れることで、子供がドローンに興味を持ってくれたり、ドローンでいろんな挑戦をしてみたいと思う子もたくさん出てくると思います。
ドローン業界の未来も詰まっていると感じました。
あとエンターテインメントとして、ドローンショーの良いところは、ドローンショーは上空に表示されます。僕は今回、SS席でドローンショーを見ましたが、正直にいうとSS席もS席もA席、B席もおそらく同じ景色が見れていたはずです。
普通のライブは前列が見えやすくて後列は見にくいですが、ドローンショーはどの席でも同じように楽しむことができて、このエンターテインメントとしての平等性が魅力だと感じました。
まとめ
今回は、「【最新テクノロジー】日本最大級のドローンショー」を徹底解説してきました。
まだドローンショーを見たことないという方は、今年も各地でたくさん開催されていますので、一度は実際にその目で見てみることをおすすめします。
ドローンショーを手掛けている会社は、主に日本では3社あります。
「有限会社 T2R」や「株式会社 ドローンショー」、「株式会社 レッドクリフ」の3社が主に日本では
ドローンショーの会社として有名です。
これからドローンショーを見たいという方は、この3社をチェックしているとイベント情報などを入手できますので、ぜひ 一度調べてみてください。
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今回も最後までありがとうございました!