【有料級】ドローン空撮テクニック4選
こんにちは!ドローンパイロットの藤本ひろき(@drone_fujimoto)です!
今回のテーマは「【有料級】ドローン空撮テクニック4選」というテーマでお話しを進めていきます。
今回は、実際に僕も普段使っている、「チルトアップショット」や「リビールショット」「オービットショット」、「バーズアイショット」という知っているだけで撮影の幅が広がる空撮テクニック4選をご紹介します。ぜひ最後まで記事を読んでマスターしてください。
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チルトアップショット
最初に紹介するのは、「チルトアップショット」です。
チルトアップショットとは、ドローンを前進させながらカメラを徐々に下から上に上げていく撮影テクニック。
例えば、富士山の映像も低い高度からドローンを前進させて、カメラを下から上に徐々に上げていくことで、メインの富士山を段々と見せていくことができます。これが、「チルトアップショット」です。
ドローンをただ前進させたり、上昇させるだけでは臨場感も生まれることもなく、やはり映像としてどうしてももう一息になってしまいます。
そういう時に、このチルトアップショットを使って前進移動に加えて、カメラの上方への動きも加えることで、一気にかっこよくなりますので、ぜひ「チルトアップショット」を活用してみてください。
また、このチルトアップショットは、物語の初めをイメージさせる効果もあり、映画などでは最初使われていたり、動画の一番最後で使われたりもします。
チルトアップしながらメッセージを出すと、ストーリー性も生まれますので、ぜひ空撮動画の一番最初あるいは一番最後に、「チルトアップショット」を入れてみてください。
リビールショット
次に紹介するのは、「リビールショット」です。
リビールショットとは、障害物で隠した状態から始まってその障害物を抜けて、メインの被写体が映る撮影テクニック。
リビールショットは障害物で隠すだけなので、比較的初心者の方でも簡単に出来るテクニックです。
障害物として隠すものは何でも大丈夫です。
例えば木を障害物として、その木を右から抜けながらメインの被写体を映し出すテクニックを使います。最終的に見せたい被写体が隠れるくらいの障害物だとより効果的です。
このリビールショットは、どんな環境でも障害物さえあればできますので、ぜひ覚えておいてください。
オービットショット
次に紹介するのは、「オービットショット」です。
オービットショットとは、被写体を中央においてグルっと回る撮影テクニックです。
このオービットショットは、ドローンらしい映像として人気も高いです。
例えば、プライベートで撮影するときや旅行へ行った先で撮影するときに、このオービットショットで撮るとドローンらしさも全開に出ますのでものすごくおすすめです。
オービットショットは最初は難しいですが、まずは自宅で小さい円を作り、そこをぐるっと回るみたいな練習をして徐々に出来るようになっていきましょう。
注意点としては、障害物センサーが機体の横についていない場合は、オービットショットが横振りのため、障害物に当たらないように注意してください。
このオービットショットが上手になると、リビールショットなどの他の撮影テクニックと組み合わせることで、奥行き感のあるよりドラマティックな映像表現をすることができます。
バーズアイショット
最後に紹介するのは、「バーズアイショット」です。
バーズアイショットとは、バーズアイ=鳥の眼という意味で、鳥からの視点のような映像を撮るテクニック。
カメラを90度下に向けて、その状態からスタートして、徐々に上昇していくという風に撮影します。
僕が撮影した東尋坊の映像もカメラを下に向けた状態から前進して、鳥からの視点のように表現しています。
このバーズアイショットは、カメラを下に向けているため進行方向は見えませんので、安全面には十分配慮するようにしましょう。
まとめ
今回は、すぐに使えるドローン映えする「ドローン撮影テクニック4選」をご紹介してきました。
ご紹介してきた「チルトアップショット」や「リビールショット」、「オービットショット」、「バーズアイショット」は、少し練習すればすぐにドローン撮影に取り入れることができるのでおすすめです。
ドローン撮影テクニック4選で映えるドローン空撮をして、想い出をより美しく記録してはいかがでしょうか。
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今回も最後までありがとうございました!