レベル4飛行に対応した第1号ドローンが発表!

レベル4飛行に対応した第1号ドローンが発表!

こんにちは!ドローンパイロットの藤本ひろき(@drone_fujimotoです!

今回のテーマはレベル4飛行に対応した第1号ドローンが発表!というテーマで解説していきます。

先日ACSL社から日本初となる第一種型式認証を受けたドローンが発表されました。

今回はそもそもこのニュース何がすごいのか初心者向けにレベル4飛行とはなにか、今後どのようなことが予想されるのかなどをご紹介していきます。

ドローン業界の最新情報になるので、ぜひ最後まで読み進めてください。

YouTubeでも解説しています

レベル4飛行とは

ドローンの飛行形態は難易度によって4つのレベルに分類されています。

1番簡単なレベル1は目視内での操縦飛行で、これは見える範囲内で人間の手による操縦での飛行です。こちらがレベル1にあたります。

レベル2は目視内での自動飛行
これはドローンを自分の見える範囲で自動で飛行させることがレベル2にあたります。

レベル3は、無人地帯における目視外飛行ということで住民や歩行者がいないエリアで、自分の目で見える範囲で飛行する形態です。

無人地帯というのは山や島などです。
そういうところに荷物を運ぶなどが、レベル3にあたります。

そして、2022年12月5日から解禁されたのがこの最も難易度の高いレベル4飛行です。レベル4飛行とは有人地帯における目視外飛行です。

第三者の上空を補助者を配置せずに自動操縦で飛行します。

例えば、どういうものがあるかというと都心部での物流や災害時の救助支援、都心部のインフラ点検などが主な用途にあたります。

そして、このレベル4飛行は実際に行う際に何が必要であったかというと、
国家資格の一等ライセンス・第一種機体認証機が必要でした。

これが問題となっていたのが、国家資格の一等ライセンスを取得としてもそのレベル4を飛行できるドローンがありませんでした。

レベル4飛行できるドローンは国土交通省に申請して、型式認証や機体認証などをしっかり受けたドローンでなければ、レベル4飛行はできませんでした。

これまではレベル4飛行できるドローンがないので、国家資格を取ったとしても意味なかったわけです。

ただ、今回、ACSL社から業界初となる第一種型式認証を取得したドローンが発表されたということで、ついに認証を受けたドローンが出てきたということです。

機体の概要

それでは、今回実際に認証を受けたドローンがどういうドローンなのかというのを一緒に見ていきましょう。

大きさは1174mmということで、縦横1mぐらいの大きさがあります。
また、高さも601mmということで60cmほど、そして最大離陸重量が9.8kg、最大積載重量が1kgです。そのため、1kgまでしかドローンに積むことはできません。

そのため、重たい荷物や大きい荷物を運ぶことは、まだこのドローンではできないと思います。

レベル4飛行に対応ということで、何か問題があった時にそのまま落下するのではなく、パラシュートが自動で出る機能飛行に必要なパーツも複数備えています。

例えば、少し部品が欠けるなどしても他の部品でしっかり補えるというドローンになっているようです。

レベル4飛行を考えたドローンということになります。

僕も実際このドローンをまだ見たことはありませんが、どこかのタイミングでこのドローンを実際に自分の目で見てみたいですね。

まとめ

今回は、レベル4飛行に対応した第1号ドローンが発表というテーマで「ACSL社のドローン」を紹介してきました。

今後もレベル4の飛行に向けて着々と法整備、対応ドローンが発表されていくことでしょう。

今年中にレベル4飛行を実現すると国からも発表があり、今後のドローン業界の発展にも期待していきたいと思います。

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