【保存版】ドローン国家資格取得までの完全ロードマップ
こんにちは！ドローンパイロットの藤本ひろき（@drone_fujimoto）です！
今回のテーマは「ドローン国家資格取得までの完全ロードマップ 」ということで、ドローンの国家資格の取得までの、手順を詳しく解説します。
2022年12月にドローンが国家資格になり、ドローンが非常に注目を浴びています。
ただ、「国家資格を取りたいな」と思っても、実際に、どこに行って、どのような手順を踏めばいいのかわからない人も多いと思います。
この記事はこんな人にオススメ！
・ドローン国家資格取得を考えている方
・国家資格の取得方法がわからない方
・ドローン国家資格の試験内容を知りたい方
この記事を読めば、ドローン国家資格取得までの道のりがわかります。
ぜひ、最後までご覧ください。
ドローン国家資格取り方の全体像
ドローン国家資格取得までの流れを紹介します。
まずは試験を受験するために、DIPS2.0にてアカウント作り、技能証明申請者番号を取得して下さい。ドローン国家資格を取得するには、下記3つの試験に全て合格することが必要です。
- 学科試験
- 実技試験
- 身体検査
各試験の概要を紹介します。
学科試験
学科試験は全員が指定試験機関で受ける必要があります。
自動車の免許をイメージしてください。ドローンも同様に、独学でも国家資格の試験は受験できますが、下記のツイートにあるように結構、試験費用が必要です。
もし試験に落ちた場合、この費用が無駄になってしまうので、多くの方が、スクールに通って、確実に能力を付けてから試験を受けに行くと思います。
自動車も独学で、交通ルールを理解することは限界がありますよね。だからこそ教習所に通って、正しい知識を身につけて免許書の取得を目指します。
同様に、ドローン国家資格取得においても、スクールに通って正しい知識を身につけ、国家資格取得に向けた準備をすることがおすすめです。
国家資格の知識やクイズも発信しています。国家資格を目指している人は確認してみて下さい。
実技試験
スクールで国家資格の講習を受けて、スクール内の実技試験に合格できれば、国家資格の実技試験が免除されます。
自動車免許も、教習所で実技試験を合格して、免許センターに学科試験受けに行ますよね。ドローン国家資格取得においても同様で、スクールでの実技レベル向上が非常に重要です。
身体検査
身体検査は車の運転免許証があれば免除です。
運転免許を持っていない人は、身体検査を受けるか、事前に医療機関に受診して検査証明書を発行してもらう必要があります。
学科試験はどんな問題が出題されるの？
ここからは、学科試験の詳細について解説します。ドローン国家資格には一等と二等で分かれていて、どちらにも学科試験があります。
一等試験内容
- 出題数は70問で、回答は三択から選ぶ
- 試験時間は75分
- 操縦者の行動規範、関連規則、運航や安全管理体制、限定に関する知識など
これらの内容を理解していることが求められます。サンプル問題集を見ると、計算問題があり、難易度が高い印象です。
二等試験内容
二等試験は50問の問題が出題され試験時間は30分です。出題される問題は、一等試験内容と比べて、難易度が下がります。多くの試験内容が、民間資格を取得する際の内容と被っているため、すでにドローン民間資格を持ってる方は、勉強において有利になると思います。
▶︎ 二等試験サンプル問題集
ドローンスクール 講習料金
ドローン国家資格を目指す多くの人が、登録講習機関の講習を受けたいと思っているかもしれません。そこで、登録講習スクールの料金について紹介します。
講習料金は以下の要因によって異なります。
- 一等講習か、二等講習か
- 初心者向けの講習か、経験者向けの講習か
国家資格の講習を開講しているスクールはまだ数が少ないです。ネットの情報だけでは、講習費がわからないスクールも存在しました。現状、講習費用を発表しているスクールの中央値を紹介していきます！
- 初心者が一等取得を目指す：約60万円
- 経験者が一等取得を目指す：約30万円
- 初心者が二等取得を目指す：約25万円
- 経験者が二等取得を目指す：約10万円
すでに民間資格を持っており、自分の肩書として国家資格が欲しい人は、経験者として二等国家資格が約10万円で目指せます。
そのため、講習を受けて、二等国家資格を取得するのが、一番良いと思います。
ドローン国家資格の注意点
最後にドローン国家資格の注意点を紹介します。
この注意点は多くの方が誤解している可能性があります。それは、ドローン国家資格がないとドローンを飛ばせないということです。
実際に、僕のTwitterだったりLINEにもたくさんの相談がきます。将来的にはドローン業界も、「国家資格がないと飛ばせないようになるかも」とは言われています。ただ現状は国家資格なくてもドローン飛ばせます。
こちらはしっかり注意してください！
まとめ
この記事では、ドローン国家資格取得までのロードマップを紹介してきました。最後にまとめとして内容を振り返ります。
ドローン国家資格を取る方法は2つです !
- 独学で勉強して試験を受けに行く方法
- 登録講習団体と言われるドローンスクールで国家資格を取る方法
多くの方は、２の登録講習団体であるドローンスクールに通い、一等国家資格か、二等国家資格を取得を目指すと思います。
スクールの料金体系は受験者の状況で異なります。
- 一等試験合格を目指すか？二等試験合格を目指すか？
- ドローンの経験者なのか？ドローン初心者なのか？
初心者の方が講習を受けようとなると、講習時間も長くて料金も高いです。初心者の方は、まずは民間資格を取って経験者になってから、経験者講習を受けに行く方が、時間的にも金銭的にも大きなメリットがあります。
登録講習団体に通い、しっかり実技を学び、終了テストに合格すると、実技試験は免除です。学科試験に関しては、全員が受ける必要あります。
しっかり知識を身につけて、指定試験機関で学科試験をクリアしましょう。身体検査は自動車の免許証などがある方は免除となります。
あとは、技能証明書の交付を待つだけです。ドローン国家資格の取得までの流れについて 詳しく知ることが出来たのではないでしょうか？
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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