【99%は知らない】ドローンを仕事にするメリット / デメリット
こんにちは!ドローンパイロットの藤本ひろき(@drone_fujimoto)です!
今回のテーマは「ドローンを仕事にするメリット ・デメリット」
ドローン業界は驚くべきスピードで成長しており、ドローンの飛ばす楽しさから、ドローンパイロットになりたいと考える人が増えてきています。そこで今回は、現役のドローンパイロットである僕が、ドローンを仕事にするメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。ぜひぜひ最後まで読んでいってください!
この記事はこんな人にオススメ!
ドローン初心者の人
これからドローンをやっていきたい人
ドローンに興味がある人
YouTubeでも解説しています↓
ドローンを仕事にするメリット・デメリット
メリット
- ドローン業界は将来性がある
- ドローンを飛ばすのは楽しい
- 希少価値が高い
デメリット
- 以外と肉体労働
- 初期費用がかかる
- 初案件取得までが難易度が高い
それぞれのメリット・デメリットについて詳しく、紹介していきます。
【メリット】ドローン業界は将来性がある
ドローン業界は間違いなく将来性のある分野です。2026年には、市場規模が驚くべき6,500億円に達すると予想されています。これは、日本のコミック市場と同じ規模です。さらに、2022年12月にはドローン操縦における国家資格制度が始まりました。
その影響でドローン業界は年々、右肩上がりに成長を続けています!
実際に、求人情報サイトindeedを見てみると、1年間で求人数が急増しているのが確認できます。これらのデータから見ても、ドローンパイロットの需要は今後ますます高まることが予想されます。
また、ドローン市場予想の推移を見ると、
2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 |
---|---|---|---|---|---|---|
1409億円 | 1841億円 | 2308億円 | 3086億円 | 3828億円 | 4752億円 | 5803億円 |
2022年を境に業界の成長速度が急上昇しているのが分かります。ドローンにまだ触れたことがない人でも、この業界には莫大なチャンスが待っています。詳しい将来性については、こちらの動画で説明していますので、ぜひチェックしてみてください。
【メリット】ドローンを飛ばすのは、楽しい
次のメリットは、ドローンを飛ばすが楽しいということです。
皆さんもご存知の通り、ドローンを操縦するのは楽しいですよね。ただ、楽しいだけでなく、実際にこれが仕事になり、稼げるということが気になる方も多いのではないでしょうか。詳細についてはこちらの記事にて紹介しています。
さらに、ドローンの仕事が楽しいと感じる点として、観光もできるというメリットがあります。空撮業務の場合、地方に行くことが多く、撮影が終わった翌日は観光を楽しむことも可能です。その地方の良さを知ることができ、これはとても楽しいですよ。
仕事と観光のメリハリが大事ですね!
空撮の業務は基本的に一人ではなく、補助者として何人かと一緒に行くことがほとんどです。みんなで楽しむことができるのは、とても良いですよね。補助者は資格がなくても大丈夫で、知識を身につけてもらえば友達や家族に頼むことも可能です。また、旅行好きや自然好きには、この仕事はたまらないと思います。
日本全国の絶景を見に行けるのは、贅沢な仕事だと思います。私自身、今年だけでも20都道府県以上を訪れ、福井県の東尋坊の夕日や奄美大島の海を思い出に残しています。
▶︎【YouTube】死ぬまでに行きたい奄美大島の絶景11選
【メリット】希少価値が高い
仕事としてドローンを扱うことのメリットの3つ目は、希少価値が高いという点です。
SNSを見ても、ドローンに関する情報を発信している人はほとんどがドローンレーサー。ドローンを仕事にしている人は少ない印象です。なぜ少ないのかというと、まだ「ドローン=遊び」というイメージが強いためです。しかし、遊びというイメージが強いからこそ、仕事としてはまだ参入の余地が多いのです。先程も説明した通り、求人サイトでは1万件以上のドローンに関する求人があります。
これは、今がチャンスと言える業界だと思います
自動操縦になるのではないかと心配する方もいると思います。結論、自動操縦の心配は今のところ不要です。日本最大級のドローンイベント「DroneJapan2022」に参加したところ、
実は自動操縦を目指していない企業が非常に多いことを確認しました。
なぜなら、広大な土地を持つ海外と違い、日本のような面積では手動の方が早いからです。もちろん、自動操縦の開発にはコストもかかりますので、多くの企業は手動で操作することを前提に開発を進めています。自動操縦はインパクトがあり、ニュースになることもありますが、手動での操縦を前提にしている企業も多いです。
【デメリット】ドローンの仕事は肉体労働
ここからドローンを仕事にするデメリットについて紹介します。
デメリットの1つ目はドローンの仕事は以外と肉体労働です。
これは仕事量によるのですが、毎日働くという方にとっては、肉体的に大変なこともあります。その理由は、ほとんどの場合、県外への移動が前提になるためです。移動はなかなか大変です。極寒の地でも撮影することがあります。
特に、朝日を撮影するための早朝撮影の場合、深夜に移動することもあり、睡眠時間が短くなることもあります。
これが肉体労働の一因と言えるでしょう。しかし、その一方で、疲れを吹き飛ばすような絶景を見ることができます。そのため、肉体労働の大変さと絶景の感動とを天秤にかければ、プラマイゼロと言えるかもしれません。
必ずしも毎日働く必要はありません。
ある程度の資金を持っていて、空撮が好きでちょっと稼ぎたいという人にとっては、特に肉体労働になることなく、楽しみながら稼ぐことが可能です。
【デメリット】初期費用がかかる
2つ目のデメリットの「初期費用がかかる」について紹介します。
ドローンを仕事にするには、まずドローンを購入する必要があります。さらに、撮影したデータを保存するためのSDカードも必要になります。これらを含めて、初期費用としてはだいたい20万円程度は見込む必要があるでしょう。また、最初の空撮の練習は自分で行う必要があります。そのため、交通費が自己負担になることもありますし、場合によっては宿泊費もかかることもあります。これらの費用も初期費用として考えると、多少の負担はあるかもしれません。
【デメリット】初案件取得までが難易度が高い
最後に、3つ目のデメリット「初案件が難しい」について紹介します。
ドローンの仕事を個人で始めたいと思う人にとって、初案件を得るのは一大チャレンジです。私自身も初案件にはかなり苦労しました。私が講師を務める「デイトラドローンスクール」の受講生たちも、初案件を見つけるのには苦労しています。この問題については、「月謝40万円稼ぐ方法」というテーマで記事を作成して詳しく説明しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
では、なぜ初案件が難しいのでしょうか?
その一つの理由として、ドローンパイロットというのは技術的にそれほど差がつかないからです。もちろん、安全確保の方法や経験によって差が付く部分もありますが、ドローンの操縦自体はそこまで差が開かないのです。初心者でも案件が取れるのではないかと思うかもしれませんが、企業側からすれば、経験がない人に仕事を任せるのはリスクが高いです。
そのため、初めて案件をもらうのはなかなか難しいのです。
しかし、一度案件を獲得してしまえば、それだけで実務経験者と言え、初心者との差別化が図れます。その結果、2つ目、3つ目の仕事が来やすくなるのです。
例えば、私の知り合いの中にも、初案件を獲得した後は2つ目、3つ目の案件が比較的容易に来るようになったという人がいます。
最初の案件を獲得するのがどれほど難しいかは人によりますが、順調に取れた人は、私のように完全未経験から100日間で50万円以上稼ぐことも可能です。私が講師を務めるドローンスクールの受講生の中には、70万円以上稼いだ人もいます。
この方は女性ですが、そのような例を見ると、ドローン業界は確かに稼げる業界だと思います。
まとめ
ドローンを仕事にするメリットとデメリットについて3つずつ紹介してきた内容をまとめてみましょうまず、メリットとして挙げられたのは、
「将来性がある」「ドローンの仕事は楽しい」「希少価値が高い」の3点です。
ドローン業界はまだまだ拡大の余地があり、そのため、高収入を得られる可能性が高いです。ドローンの需要は年々高まっており、これからも仕事のチャンスは増えていくと考えられます。
一方、デメリットとしては、
「肉体労働」「初期費用がかかる」「初案件が難しい」の3点があります。
睡眠時間を削って、朝日を撮影するための移動は、肉体的にきついです。また、ドローン自体やデータ保存用のSDカードなど、初期費用もそれなりにかかります。
特に、初案件を得るのはなかなか大変です。
経験がないというリスクを企業が避けるため、初めての仕事をもらうのは難しいです。僕のTwitterやドローンスクールでの経験から見ても、ドローンを仕事にしたい人は増えてきています。競争は厳しくなってきているかもしれませんが、求人数も伸びています。
ドローンパイロットになりたいと思っている方は、今がチャンスです
ドローン業界に参入していない人であっても、チャンスはあります
興味のある方はぜひ、資格を取得してドローンパイロットに挑戦してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!