【知らないと損する】ドローン国家資格の練習方法3選

【知らないと損する】ドローン国家資格の練習方法3選

こんにちは!ドローンパイロットの藤本ひろき(@drone_fujimotoです!

今回のテーマは「ドローン国家資格の練習方法」ということで、「ドローン国家資格の実技試験の合格に向けて自宅でできる練習方法」ついて紹介していこうと思います!

ドローン国家資格の一等ライセンスを意識したトイドローンでの練習方法を紹介します。

自宅でも練習したいけど、なかなか練習方法がなくて悩んでいませんか?

もちろん、屋外で実機を使うことが一番、上達しますが、理想的な状態で常に練習ができないの現状だと思います。

ただこの記事で紹介する練習方法と練習で意識することができるようになれば、間違いなく操縦技術が上達すると思います。

ぜひ最後まで読んでください

YouTubeでも解説しています

動画では実際の操縦練習風景も撮影しているので、ぜひ動画も参考にしてください。

自宅練習で使う機体

今回、自宅での練習で使うトイドローンは下記の2つがおすすめです。

トイドローンは機体が軽いので、少しの風でも飛行がフライトが不安定になります。

この不安定さが、ATTIモード状態に似た状況を作り出せます。

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ピルエットホバリング

ドローンの一等ライセンス取得に向けて、ピルエットホバリングの練習は非常に重要です。

ピルエットホバリングは、ドローンを360度回転させながらホバリングする技術で、ドローン操作の基礎中の基礎と言えます。

特に、一等ライセンスの試験では、この操作ができないと合格が難しいです。

本番の試験は屋外で行われ、風の影響を受けます。

そのため、屋外練習に加えてトイドローンを使って屋内で練習することも大切になってきます。トイドローンは安定性が低く、風によって横に流されやすいため、試験本番の屋外でのドローンの操作感覚に近いです。練習では、トイドローンを使って微調整を行いながら、ピルエットホバリングを練習しましょう。

360度回転するのに約20秒を目安にします。

回転方向は時計回りでも反時計回りでも構いません。

また、実際の試験環境を再現するために、窓を開けて風を受けながらの練習や、弱い風を送る扇風機を使うことも良い方法です。

こうした練習を通じて、逆に舵を切らないよう意識することが重要です。

逆方向に舵を切ると、試験での失敗につながります。

自宅でできる練習として、特定の範囲内でピルエットホバリングを行うことが有効です。座布団やマットを使ってその上空で行うと良いでしょう。

トイドローンでの練習は、実際の屋外での試験用ドローンとは感覚が異なる部分がありますが、逆に舵を切らない練習などは共通して役立ちます。

自宅でこうした練習を積むことで、本番の試験でも役立つスキルが身につきます。ドローン操作においては、基本技術の習得が非常に重要です。実際の試験で求められる技術を自宅で丁寧に練習することで、一等ライセンス取得に向けて大きな一歩を踏み出すことができます。

8の字飛行

ドローンの操作技術向上において、8の字飛行の練習も重要です。

ピルエットホバリングと同様に、自分の進みたい方向へ舵を切る練習が重要になります。トイドローンは、DJIなどの安定した機体と比べると安定性が低く、国家試験に近い練習が可能です。実際の国家資格試験では、コースを大きく外れると不合格になります。

自宅での練習では、自分の進みたい方向へ正確にスティックを操作する練習を重視しましょう。

8の字飛行では、特定の地点で回転しながら次の地点へ進むことを繰り返します。

2周程度を目安に行うと良いでしょう。自宅での練習スペースが限られている場合でも、狭い範囲での練習が可能です。縦1m、横1m程度の範囲で、4つの地点を決めてその上空を通るようにして練習しましょう。

ドローンは速いスピードでの移動は容易ですが、ゆっくりとした移動は微調整が必要で難易度が高いです。

ゆっくり操縦することを意識しながら練習してください。

また、自分が意図する方向にドローンを正確に動かせているかを常にチェックしましょう。例えば、右に進みたいと思っているのにドローンが左に動いてしまうようなことがあれば、本番の試験では不合格になります。

自宅でトイドローンを使用して、自分の思い通りにドローンを動かせるように練習していきましょう。ドローン操作の練習では、自宅でのトイドローンを使用した実践的な練習が非常に重要です。

正確なスティック操作と、目的の方向への操縦を確実に行うことで、国家資格試験に向けての準備を進めることができます。

空間認知能力を鍛える

ドローン操作において、空間認知能力は非常に重要です。

特に国家資格の試験では、スクエア飛行という技術が求められます。

これは、ドローンを数メートル前の特定の地点から真横に移動させる技術で、空間認知能力がないと正確な操作が難しくなります。

自宅での練習では、この空間認知能力を鍛えることが重要です。

練習方法としては、地面に4つの印を置き、ドローンがどの印の上空にあるかを判断する練習を行います。

重要なのは、ドローンだけを見て距離感を掴むことです。

地面を見ると距離感が掴みやすくなりますが、実際の国家試験ではもっと遠い距離で操作するため、近い距離でしっかりと距離感を掴む練習が必要です。

特に、自分から距離の離れた2点間の横移動は、スクエア飛行で最も難しい部分です。距離感が掴めていないと、横に移動しているつもりでも上下にずれてしまい、減点や不合格になる可能性があります。

自宅での練習では、自分から距離を取って横移動する練習を重視しましょう。壁にぶつかることなく、自分から一定の距離を保った上で横移動できるかを確認してください。

ドローン操作の練習では、空間認知能力を高めることが鍵となります。

自宅でこれらの練習を行うことで、国家資格試験におけるスクエア飛行などの高度な操作技術を身につけることができるでしょう。

まとめ

ピルエットホバリング

一等ライセンス取得に必要な基本技術です。

この練習では、ドローンを一定の上空で約20秒かけて360度回転させます。特に屋外での飛行では風の影響を受けやすいため、トイドローンを用いて風の影響を模擬する練習が効果的です。

8の字飛行

4つの地点を定め、それらを8の字の形で通過する練習です。

重要なのは、自分が進みたい方向にスティックを切る練習です。この技術が不足していると、意図しない方向にドローンが動き、試験で失敗する原因になります。

空間認知能力の鍛錬

スクエア飛行では、自分から距離の離れた場所へ横移動する必要があります。これを正確に行うためには、空間認知能力を鍛える練習が必要です。ドローンだけを見て、自分からの距離を正確に把握する訓練を行います。これは前後のずれを防ぎ、試験での成功に繋がります。

これらの練習を行うことで、国家資格試験の合格に近づくことができます。

もちろん、これらの練習だけで合格が保証されるわけではありませんが、何もしないよりは間違いなく上達するでしょう。

ぜひ、これらの練習方法を実践してみてください。

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