初心者が買ってはいけないドローン5選
「こんにちは!ドローンパイロットの藤本ひろき(@drone_fujimoto)です!
今回のテーマは「初心者が買ってはいけないドローン5選」ということで、これからドローンを始めようという方におすすめできないドローンを5つ紹介していこうと思います!
過去におすすめドローンという記事を作っていますが、買ってはいけないドローンや注意点をまとめた記事を作っていませんでしたので、今回は初心者に絞って解説していこうと思います。
ドローンは、数10万円する機体も多くて、間違えて買ってしまうと大きな損失になります。
この記事を参考にしていただいて、これからドローンを始めたいと思っている方のドローン購入の役立てていただければと思います。
YouTubeでも解説しています
YouTubeチャンネルでは、DJI社の公式サイトを紹介しながら、更に詳しく解説しています。
初心者が買ってはいけないドローン:高額ドローン
買ってはいけないドローン1つ目は、「高額なドローン」です。
高額なドローンというのは、20万円以上するドローンを指しています。
おおよそ「20万円以上=高額ドローン」と考えて頂いて間違いありません。
ドローンを購入する際に見落としがちなのは「機体以外にかかる費用」です。
ドローンは購入後に修理費、点検費、保険料などと色々なコストがかかってきます。
自動車をイメージして頂くといいかもしれません。
車の場合はガソリン代、保険料、車検費、駐車場代などですね。
点検費を例に挙げると、
「DJI Mini 2」の点検費は8000円ですが、
「Phantom 4 Pro」の場合は25000円になっています。
つまり、ドローンの本体価格が高いほど、
修理費や点検費、保険料なども料金が上がっていきます。
高額ドローンを買ってしまうとその他のコストも嵩みます。
最初に買うドローンとしては、
高額なドローンは初期費用が高すぎるのでおすすめできません。
そのため、一番最初に買うドローンとしては、初心者向けの安価なドローンから購入するようにしてください。
後述していますが、まず買うなら「トイドローン」がおすすめです。
10万円以下で買えるので他の費用も安く済みます。
初心者が買ってはいけないドローン:DJI社以外のドローン
買ってはいけないドローン2つ目は、「DJI社以外のドローン」です。
初心者の方は、DJI社のリーズナブルなドローンにしてください。
DJIはサポート面がかなり充実しており、何か問題が起きた時にネットから情報が出てきやすいのでおすすめです。
僕のような発信者も基本的にDJI社のドローンを前提に解説しています。
保証面を考えても、初心者が最初に買うドローンとしては、DJI社1択と言って間違いないでしょう。
また、100g未満のおもちゃのドローン(トイドローン)はDJI社以外でも問題ありません。
練習用として購入したり、手軽に始めたい方におすすめです。
トイドローンについては過去に紹介しています。
具体的に何を買おうか迷った際にはぜひチェックしてみてください!
初心者が買ってはいけないドローン:リモートIDが内蔵されてないドローン
買ってはいけないドローン3つ目は、「リモートIDが内蔵されてないドローン」です。
ドローン業界は、2002年6月20日より航空法が改正されて、リモートIDという装置をドローンに装着することが義務付けられました。
事前に手続きを済ませている場合は、免除されるケースなどが多いですが、これから新しくドローンを購入する場合は、リモートIDを付けることは必須になっています。
ただ一部「DJI Air 2S」「DJI Mini2」などの人気の機体には、
リモートIDがドローンに内蔵されていますので、後から装着する必要はありません。
リモートIDが内蔵されていなくてもあとから付けるのはどうなんですか?
リモートID自体も数万円するので内蔵型の方が結果的に安く済むケースが多いです。
それに手間もかかりますので。
そのため、最初に買うドローンとしては、リモートID内蔵型をおすすめします。
初心者が買ってはいけないドローン:専門的なドローン
買ってはいけないドローン4つ目は、「専門的なドローン」です。
例えば、農薬散布ができるドローン、赤外線センサーが取り付けられたドローンがあります。
このような専門性の高いドローンを、仕事になるかまだわからない状況で買うのは危険すぎます。
例えば、Phantomというドローンは点検業務において、
ものすごい専門性を発揮できて素晴らしい機体です。
しかし、そもそも入手が困難で、現在は製造が止まっているドローンになります。
そのため、壊れた時に部品を入手するのも難しいためおすすめできません。
始めたばかりですと操縦に慣れるまでは、ドローンを壊してしまうリスクが高いです。
プロペラなどの部品が入手しやすいドローンを購入するのが圧倒的におすすめです。
初心者が買ってはいけないドローン:DJI FPVドローン
買ってはいけないドローン5つ目は、「DJI FPVドローン」です。
FPVというのは、一人称視点でのドローンのことで、
通常のドローンよりも遥かにスピードも出て、臨場感あふれる映像を撮ることができます。
映像がものすごく格好いいですが、
普通のドローンと比べて操縦が難しいです。
最初にやるには難易度が高すぎるので、
まずは普通のドローンを購入することをおすすめします。
どうしてもFPVドローンを操縦したい場合は、
小さく安いFPVドローンからデビューするのがおすすめです。
衝突しやすくリスクが高いという理由から、DJI FPVドローンは初心者が買ってはいけないドローンとさせていただきました。
まとめ
今回は、買ってはいけないドローン5選ということでご紹介してきました。
初心者の方は、特に今回、紹介した買ってはいけないドローン5つについては注意しながら、ドローンを選ぶようにして下さい。
おすすめドローンに関しては、過去に「目的別おすすめドローン」の記事やYouTubeチャンネルでも紹介しています。
このブログが良かったよ、為になったよという方は、またブログに遊びにきてください。新しいドローンについての情報も随時、ブログ記事でご紹介していきます。
また、現在初心者の方が体系的にドローンについて学べる「空撮マスター講座」、ドローンを仕事にする専門コミュニティ「ドロビジ」を立ち上げたのでよろしければぜひお願いします。
空撮マスター講座はこちら→空撮マスター講座をチェックする。
ドロビジはこちら→ドロビジをチェックする。
今回も最後までありがとうございました!