【悪用厳禁】ドローンを使った詐欺が増えてきました

【悪用厳禁】ドローンを使った詐欺が増えてきました

こんにちは!ドローンパイロットの藤本ひろき(@drone_fujimotoです!

今回のテーマはドローン詐欺というテーマでお話しを進めていきます。

皆さん、ドローン業界は伸びていて将来性のある業界だと思っている方が多いと思いますが、その裏で実はドローンを使ったドローン詐欺が行われている現状があります。

今回は、「ドローン詐欺」とは一体どういったものなのか、今後、騙されないようにするためにどういったことをすればいいのか、また、ドローンの点検業務についてもこの動画で少し知ることができるので、是非最後まで読み進めてください。

YouTubeでも解説しています

ドローン詐欺とは

それでは、最初に「ドローン詐欺とは」いうことで、一体どのようにドローンが詐欺に利用されているのか、解説していきます。

結論から申し上げますと、「ドローンを使った屋根点検での詐欺」の事案が近年、増えてきました。

火災保険とドローンをうまく活用することで、自己負担を抑えて家屋の修繕ができるというのが最近話題になっていますが、それを利用するかのような詐欺行為です。

もちろん健全な業者さんがほとんどですが、一部ドローンを使って詐欺紛いなことをしている業者もいます。

その手口や対策も順番に紹介していきます。

火災保険とドローンについて

まず、火災保険とドローンをどう組み合わせているか、ここを紹介していきますが、元々ドローンを使って修繕箇所見つけるなど、こういったドローン活用はもうすでに行われていました。

人がわざわざ高いところに登って点検するとなると、足場を組むお金や時間もかかりますし、安全性の観点からも人が高いとこに登るのは危ないです。

ドローンであればすぐに上に行けますし、そこで実際に撮影して修繕箇所を見つけたり、お客さんを横につけながらそこで飛ばしたりことによって、実際にお客さんに見てもらいながら、どこが悪いか欠損している部分はあるかなど一緒に確認できます。

そういったメリットがあり、ドローンの点検業務は徐々に増えてきました。

そして、火災保険との組み合わせに関してですが、火災保険は火事の保険だけではなく、例えば台風の被害や大雪の被害、洪水の被害などの自然災害にも火災保険が適用になります。

対して、経年劣化による破損などには、火災保険は適用になりません

そのため健全な業者さんの場合は、ドローンで上空から自然災害による修繕箇所などを見つけて、火災保険がおりて、その火災保険費用で修繕します。

こうすることによって、お客さんの自己負担を減らして家屋を修繕できますので、こういった仕組みで成り立っています。

ドローンによる点検の場合は、安全面のメリットや足場を組む費用、点検時間がかからないなどの多くのメリットがあります。

点検で人が実際に登ってしまうと、それが原因で瓦が崩れるなど、そういった本末転倒の自体も招き兼ねません。

ですので、ドローンによる点検業務はかなり注目されていて、業界としても伸びていますが、逆に欠点もあります。

その欠点は何かと言うと、本当に細かい部分はドローンでは、分からない場合もあります。ドローンだと上空から、Mavic 3Proなどでかなりズームできて、実際にヒビなどの欠損部分ないかと色々調べられますが、本当に細かいところまではやはりカメラのズームだけでは分からないことがあります。

また、悪いところを見つけてもその場で応急処置ができなかったり、実際に触診してチェックしたりもできません。もちろんドローンによる点検業務はメリットもありますが、このようなデメリットもあります。

このようなデメリットなどを全く説明せずに、勝手にドローンで点検しているという悪徳業者もいます。

ドローン詐欺の手口

今回のテーマである「ドローン詐欺」について、どういった手口なのか詳しく紹介していきます。

詐欺の手口は、「ドローンで上空を飛行していたらお宅の屋根で修繕箇所が見つかりました。このまま放っておくと瓦が崩れたり、雨漏りが発生したり、大きな被害に繋がる恐れもありますなのですぐに修理しましょう」という手口です。

本当は上空からチェックしてなかったり、本当は何も悪いところがないのにドローンで上から悪いところが見つかりましたと嘘をついたりして、お客様と契約すると言ったこういった詐欺行為の相談が近年消費センターに増えているようです。

悪徳業者によっては、そもそもちゃんと申請をせずにドローンを勝手に飛ばしていたり、本当に悪いケースだとドローンを本当は飛ばしないのに、「飛ばしたら悪いところが見つかった」と嘘をついて契約していたりする事案も増えています。

また、火災保険がおりれば自己負担は減るのでと言って契約させて、もう契約書もいっぱい書いて分からなくしているケースも多いです。

小さく「修繕費用いただきます」のように書いてあって、あとから多額の修繕費用を請求するといった詐欺行為が横行しています。

こういったドローンの詐欺に引っかからないためには、もしもそういったドローン修繕営業している方がきたら、ドローンの映像をちゃんと見してもらいましょう

ちゃんと映像を確認した上で、実際にちゃんとドローンを飛ばして悪いとこが見つかっているのか、これをチェックしてすぐに契約するのではなく、他の会社と相見積もりを取るなど冷静になれる時間を取りましょう。

また、明らかに多額の費用ではないかしっかりチェックしましょう。

そして、火災保険についてもしっかり聞きましょう。

例えば、「自己負担比率はどのくらいですか」などサポートの具体的な内容もしっかり聞いてから、しっかりしている業者と判断できましたら契約するようにしましょう。

慎重に考えて、もしも信頼できない業者だと思ったら、それはもしかすると詐欺かもしれませんので、絶対に契約しないようにしてください。

まとめ

今回は、ドローン詐欺を徹底解説してきました。

このブログでは、ドローンに関する幅広い情報を発信しています。 例えばおすめドローンを紹介、操縦テクニック、ドローン国家資格に関する情報や自宅でできるドローン練習方法などいろんな記事を出していますので、よかったら他の記事もチェックしてもらえたら嬉しいです。

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