空撮用おすすめドローン5選

こんにちは！ドローンパイロットの藤本ひろき（@drone_fujimoto）です！

過去にもおすすめドローンということで、何度も紹介してきていましたが、それまでは基本的にコスパを中心に紹介してきました。しかし、今回は、空撮に特化して一体どのドローンがおすすめなのか？というのを５つ紹介していきます。

また、しっかり目的に合わせて、プライベート用の空撮はこれ、最強の空撮ドローンはこれ、夜間飛行はこのドローンのように、目的別に空撮ドローン決めていますので、ぜひ最後まで皆さんご覧ください。

それではやっていきましょう。

プライベート空撮に最強なDJI Mini3

プライベート用の空撮ドローンとして一番おすすめな最強のドローンを紹介していきます。
結論から先にいいますと、プライベート用最強は「DJI Mini3」です。
こちらは発表されたばかりのDJI Miniシリーズの最新ドローンで、重量は248gと軽量化されていて、4K30fpsまで撮影ができます。

プライベートといっても、ドローンで空撮するならできれば綺麗な映像を撮りたいですよね。
そういう方でも4Kの映像が撮影できるので、ダイナミックかつ鮮明な綺麗な映像を撮ることが可能です。

最大飛行時間は、通常バッテリーで38分、インテリジェントフライトバッテリーPlusの場合は51分
という脅威のスタミナを持っています。Mini3の前のシリーズ、Mini2の最大飛行時間が大体18分だったので3倍近いスタミナを持つまでに、成長しています。また、1/1.3インチセンサーを搭載しています。センサーサイズというのは数値が大きいほど、取り込める色の量が多かったりして映像が綺麗なんですね。この1/1.3インチというのは、他にも例えばDJI Air2Sだったり、DJI Mini3 Proなんかと同じセンサーサイズなので、プライベート用でここまで映像にもこだわれるのは最高ですね。

また、静止画も1200万画素まで撮影できて、障害物センサーは下方に1個ついています。
さらに、風とかに対する耐風性である最大風圧抵抗が10.7m/sということで、この数値もDJI Air2Sだったり、Mini3 Proと同じ数値を持っています。

そして、縦動画で撮影もできるので、旅行先で縦動画を撮って、その映像をそのままTikTokだったり Instagramに載せることもできます！

料金も通常の送信機がついてるもので79750円と8万円をきってきます。約8万円でこれだけ高性能な
ドローンを買えるというのはもうかなり良いと思います。プライベート用の最強はこのDJI Mini3で間違いないです。

プロ向け最高峰ドローンのMavic3 Cine

最強空撮ドローンということで、何をするにしても空撮ならこのドローンが最強というものを紹介していきます。そのドローンは、

「DJI Mavic3 Cine」

大人気のMavic3シリーズのドローンでMavic3は一般消費者向けの最高峰ドローンといわれていて、
こちらのMavic3 Cineは、プロ向けの最高峰ドローンと言われています。Mavic3のコンボセットが393360円に対して、Mavic3 Cineのプレミアムコンボは699600円と70万円するドローンなんですね。
それだけ全てが揃っているドローンということです。

センサーサイズは4/3インチセンサーを搭載、最大で5.1K/50fps、4K/120fpsまで撮影ができます。
そして、最大飛行時間は46分で、障害物センサーは全方向に搭載されています。
また、最大伝送距離は15kmということで電波もものすごく強いです。

そして、みなさんが気になることだと思いますが、Mavic3との違いは先ほど料金は大体30万円ほど差が開いていました。性能はどういう違いがあるのかというのを紹介していきますが、実は性能は3つしか違いがないんです。まず一つは、重量です。Mavic3が595gに対して895g、Mavic3 Cineは899gなのでMavic3 Cineは899gと4gだけ重いです。ここは大した差ではないです。

また、ここは大きな差ですが内部ストレージが Mavic3は8GBに対して、Mavic3 Cineは1TBまで内部ストレージを保存できます。ですが、こちらも実際にはmicro SDだったり、SDカードを挿すことによって
カバーできてしまうのでこの30万円の差というのは感じられないと思います。

この30万円の差があるのは、動画フォーマットが違います。
Mavic3 Cineはこちらの動画フォーマットで撮影することができてこの動画フォーマットは高画質で映像を保存できるんですね。テレビ業界だったりCM業界では、こちらの動画フォーマットで納品することが主流です。

ということで、本当にプロ向けですね。

このMavic3 Cineを買っておいてできないことはほとんどないといえるような、空撮においては最強のドローンになってます。僕もまだこのMavic3 Cineは飛ばしたことがないのでいつか買ってみたいなと思います。

コスパ最強ドローンのMavic3 Classic

コスパ最強空撮ドローンを紹介します。
コスパという面を見ながら、空撮を一番綺麗にできるのは「DJI Mavic3 Classic」です
こちらもDJIから発表されたばかりのドローンになっていて、Mavic3シリーズのドローンです。
Mavic3シリーズって、まあ30万円だったり40万円、さっき紹介したMavic3 Cineは70万円とものすごく高額なイメージがありますが、こちらのMavic3 Classicは機体本体だけだと216700円と、これまでのMavic3シリーズよりかなり安くなってます。

この安くなった理由としては、今までMavic3シリーズは、普通のレンズと望遠レンズの二つがついていたんですけど、このMavic3 Classicは通常レンズのみということで、その分料金が安くなっています。
また、機体重量は895gで、最大飛行時間は46分とものすごいスタミナがあります。
最大風圧抵抗は12m/sで、4/3インチセンサーを搭載していますので、Mavic3だったりMavic3 Cineと
同じセンサーサイズです。

さらに、静止画も2000万画素まで撮影できて、5.1K/50fps・4K/120fpsまで撮影できます。
そして、障害物センサーも全方向についているので安全性も抜群です。
最高峰のドローンが欲しいけど、望遠レンズはいらないからMavic3じゃなくていいな、動画フォーマットはそんなにこだわらなくて良いからMavic3 Cineじゃなくていいなという方は、Mavic3 Classicが間違いなくコスパでいうと最強です。

プライベートとして、ドローンを使っている方にコスパ最強どれですか？って言われますとDJI Air2Sをいつもおすすめしているんですけどこの空撮という分野に特化して考えるとMavic3 Classicがコスパ最強ですね。

機体本体21万円くらいでこの性能を備えたドローンを買えるというのは、もう奇跡です。
ある程度資金に余裕があって、もう本当に良いドローン欲しいんです、3年から5年くらい同じドローン使いたいんですっという方はもう Mavic3 Classic、これをちょっと奮発してでも買っちゃうのが良いと思います。そのくらいおすすめできるコスパ抜群のドローンです。

夜景撮影するならAutel Robotics Lite+

夜間撮影に特化した空撮ドローンを紹介していきます。
夜間撮影に特化した空撮ドローンは、「Autel Robotics EVO Lite+」です
Autel Roboticsは、アメリカの企業で親会社は時価総額6500億円のAutel社になります。
そのAutel社の子会社が、Autel Roboticsでドローンを開発販売しています。

デザイン見てもらったら分かるんですけど、めちゃめちゃかっこいいですよね。僕的には、このオレンジが一番かっこいいと思いますし、実際に空撮をしていてもやっぱり見つけやすいです。
そういう面を考えても、このオレンジのデザインというのはすごい空撮に向いているドローンだと思います。また、今回は夜間飛行ということで夜飛ばすときにはまわり暗いですので、オレンジのドローンはすごい目立って安全性も高いです。

こちらのLite+についてよく質問いただくのは、DJIでいうとどのくらいの立ち位置ですか？って言われるんですけど、Air 2SとMavic3の真ん中らへんですかね。このLite+は、ドローン業界ではそのくらいの立ち位置にいます。また、性能はDJI社のものとあまり変わりはないんですけど、Autel Roboticsはカメラが良いと言われていて、6K/30fpsまで撮影できて、静止画は2000万画素で、重量は835g、最大飛行時間40分でスタミナもあります。さらに、最大風圧抵抗も12m/sということで風にも強いです。

撮影をする場合、ISO値ってものがあるんですけど、そのISO値を上げると基本的にはノイズが出て汚くなってしまうんですね。

今回、夜間撮影にこのドローンをおすすめしている理由としては、このLite+に関しては、ISO値を上げてもノイズが少なく鮮明に撮影できるということで、夜間にものすごい優れているドローンです。
もちろん日中の撮影も十分できるんですけど、特に夜間飛行になると他のドローンを抜いて、抜群に性能を発揮できるドローンです。
例えば DJI Air2SとかはF値って固定されているんですけど、F値も2.8～11まで調整可能なため、やはりカメラ性能はかなり優れています。

夜間撮影ではLite+を紹介しましたが、実はLiteっていうドローンもありましてこちらはドローン業界初の
縦動画が撮影できるドローンになってまして、通常の横動画の撮影もものすごい性能を発揮できて、かつ縦動画も撮れるということでこちらのLiteの方もものすごいおすすめできます。

また、料金が大体セットで買いますと28万円くらいですので、料金的にも大体20万円のDJI Air2S
そしてコンボで買いますと大体40万円くらいのMavic3の間です。
30万円くらいなので、料金的にもそのくらいの立ち位置です。
夜間撮影という面を見たらこちらのAutel RoboticsのLite+が、一番優れているドローンになっています。

縦動画も撮りたいならDJI Mini3 Pro

縦動画用の空撮ドローンでおすすめなのが、「DJI Mini3 Pro」です。
DJI Mini3 Proは、去年DJI社から出たドローンで重量は249g、4K/60fpsまで撮影ができます。
1/1.3インチセンサーを搭載していて、静止画は4800万画素まで撮影可能です。
最大飛行時間は通常バッテリーで34分、インテリジェントフライトバッテリーPlusで47分というスタミナも持っています。

最大風圧抵抗も10.7m/sということで、DJI Air2Sなんかと同じ風圧抵抗です。
障害物センサーも前方・後方・下方の3箇所あり、D-likeCineていう撮影フォーマット「D-Cinelike」で撮影も可能です。

このD-Cinelikeていうのは、後々色編集をしやすい撮影方法になってまして、ノーマルなフォーマットで撮影するよりも綺麗に色が入ります。
また、なんと言っても、縦動画の撮影ができまして、僕も縦動画用としてはDJI Mini3 Proを使っています。例えば、TikTokだったり、Instagramに縦動画を上げたい、映像も攻めたいとなった場合にDJI Mini3だとちょっと機能が足りてなくて、やっぱり Mini3 Proの方が圧倒的に優れているんですね。

縦動画を撮影したいけど、しっかり性能にもこだわりたいという方は、こちらのDJI Mini3 Proが一番良いです。僕も縦動画用としては、おそらく当分こちらのMini3 Proを愛用させていただくと思います。

まとめ

今回は「空撮用おすすめドローン5選」ということで、目的別にどの空撮ドローンが一番良いのか
というのを紹介してきました。

簡単にまとめますと、プライベート用としては「DJI Mini3」で、プライベート用ドローンの最高峰で
プライベート空撮をする分には、何不自由なく楽しめるドローンです。

空撮業界最強のドローンは、「Mavic3 Cine」です。Mavic3シリーズのプロ向けの最高峰ドローンで、コスパという面を見て一番最強ドローンは「Mavic3 Classic」です。本体料金216,700円という料金であれだけの高性能なドローンを買えるのは奇跡です。
コスパという面を見ると、やっぱりMavic3 Classicが圧倒的です。

夜間撮影をするとなった場合に一番優れているのは、「Autel RoboticsのLite+」です。
ISO値を上げてもノイズが出なくて、夜間にも関わらず鮮明な映像を撮影できます。

縦動画用としては、僕も愛用してます「DJI Mini3 Pro」です。縦動画を撮りたいけど、しっかり性能にもこだわりたいという方はこのドローンが一番良いです。

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