【神対決】DJI Mini3 ProとAutel Nano+を徹底比較
こんにちは!ドローンパイロットの藤本ひろき(@drone_fujimoto)です!
今回のテーマは「DJI Mini3 ProとAutel Nano+を徹底比較」ということで、「DJI Mini3 ProとAutel Nanoの各種、性能を比較した結果」について紹介していこうと思います!
また、どのような人にMini3 Proが適していて、どのような人にNano+が適しているのかも詳しく解説します。
DJI機が良い機体なのは、みなさんも知っていると思いますが、Autel Nano+もかなり良い機体です。
ドローンの2台目を考えている人や、最初の1台目を考えている人にはぜひ参考にしてみて下さい。
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本体価格
価格から比較していきましょう。
DJI Mini3 Proは、通常の送信機とセットになっているもので、価格は11万6380円です。
送信機を画面付きのDJIRCに変更すると、価格は13万790円となります。
一方、EVO Nano+はスタンダードパッケージで11万5862円です。
さらに、プレミアムバンドルという一つ上のセットにすると、価格は12万9999円となります。
DJI Mini3 ProとEVO Nano+の価格は、ほとんど変わらないということがわかります。
機体重量
機体の重量について見ていきましょう。
DJI Mini3 ProもEVO Nano+も、機体重量は同じく249gとなっています。
これは非常に軽量な設計と言えます。
実際にそれぞれを飛ばしてみた結果、どちらのドローンも安定性が非常に高いことが確認できました。
これは、軽量ながらも耐風性に優れているという特徴を示しています。つまり、風の強い環境でも安定した飛行が可能なのが、これらのドローンの大きな魅力と言えるでしょう。
最大飛行時間
最大飛行時間について見ていきましょう。
DJI Mini3 Proは、通常のバッテリーを使用した場合、最大34分間の飛行が可能です。
さらに、インテリジェントフライトバッテリーPLUSを使用すれば、47分間の飛行が可能となります。
一方、EVO Nano+の最大飛行時間は28分です。
一見、28分という飛行時間は少なく感じるかもしれませんが、これはDJI Mini3 Proの飛行時間があまりにも長いため、そう感じるだけです。
実際には、ドローンを購入する際には、通常、バッテリーを3本セットで購入することが多いです。
そのため、28分の飛行時間が3本分あれば、合計で約90分の飛行が可能となります。これを考えると、28分という飛行時間も十分であると言えます。
しかし、飛行時間の長さだけを比較すると、DJI Mini3 Proが一歩上を行っていると言えるでしょう。
センサー関係
障害物センサーについて見ていきましょう。
DJI Mini3 ProとEVO Nano+の両機体とも、前方と後方下方に障害物センサーが装備されています。
これにより、飛行中の安全性が向上します。
また、センサーサイズについても比較してみましょう。
Mini3 Proは1/1.3インチセンサーを、Nano+は1/1.28インチセンサーを使用しています。
これらのセンサーサイズはほとんど変わらないため、画質や性能に大きな差は出ないと考えられます。
静止画の画素数
写真の画素数について見ていきましょう。
DJI Mini3 Proは最大で4800万画素の写真を撮影することができます。
EVO Nano+は最大で5000万画素の写真を撮影することが可能です。
これらの数値を見ると、写真の画素数についてはほとんど差がないと言えます。
動画の画像数
動画撮影能力について見ていきましょう。
DJI Mini3 Proは4K/60fpsでの撮影が可能です。
EVO Nano+は4K/30fpsまでの撮影が可能です。
どちらの機体も4Kで撮影できるため、画質の美しさについては問題ありません。
Nano+でも30fpsで撮影できるため、最低限の空撮業務などには十分対応できると思います。
しかし、スローモーション撮影など、より細かい要求を満たすためには、60fpsの撮影が可能なMini3 Proの方が魅力的かもしれません。
おすすめできる人
どのような人にMini3 Proが適していて、どのような人にNano+が適しているのかを見ていきましょう。
Mini3 Proの魅力は、高いスタミナ性と縦動画の撮影が可能な点です。
その名前に「プロ」と付くだけあり、欠点はほとんど見当たりません。
プライベートでも仕事でも活用できる機体なので、初めてドローンを購入する方には特におすすめです。
Nano+の魅力は、高いデザイン性です。
DJI社のドローンは基本的にグレーや黒ですが、Autel社のドローンはオレンジや赤など、目立つ色が選べます。
ドローンを飛ばして目視で見つける際に、自然界に溶け込まない色が有利となるためです。また、ISO値を上げてもノイズが出にくい特性があり、夜間飛行にも優れています。
デザイン性が高いだけでなく、機能も非常に高いです。
格好いいデザインと高い機能を求める方には、Nano+がおすすめです。
すでにDJI社のドローンを持っている方にも、2機目としてAutel社のドローンを選ぶのも良いと思います。
DJI社のドローンを持っている方は、同じ会社のドローンを買い続ける傾向がありますが、他社のドローンにも魅力があることを知るきっかけになるでしょう。
まとめ
今回、DJIのMini3 ProとAutel社のEVO Nano+の徹底比較を行いました。
その結果、性能面ではほとんど差がないことが明らかになりました。
ただし、一部の特性、例えばスタミナ性ではMini3 Proが優れていました。
それに対して、Nano+は十分な性能を持ちつつ、高いデザイン性や安定性、夜間飛行に強いという特徴を持っています。
これらの特性から、次にドローンを購入する際には、この2つの機体から選ぶことをおすすめします。
お知らせ
DJIのMini3 ProとAutel社のEVO Nano+はそれぞれ特徴が違う素晴らしい性能を持っているドローンでした。
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今回も最後までありがとうございました!